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用語集
ヒ素とはどのような物質ですか?
和歌山県カレー事件で有名。

各種金属の鉱石とともに産出する金属と非金属との中間的性質を持つ有害物質です。飲料水中には金属イオンとして存在したり非金属イオンとして存在します。 ヒ素化合物は、木材防腐剤や防アリ剤、農薬(殺虫剤)などに幅広く用いられています。ヒ素化合物(特に亜ヒ酸塩)は一般的に急性毒性が強く、劇毒物に指定されています。 
どうして水道水中に溶け込んでくるのですか?
鉱山排水や精錬排水、工場排水、温泉などから混入します。
水道水中にどの程度溶け込んでいるのですか?
わが国での中毒事件では、1955年にヒ素が混入したドライミルクによる大規模な中毒事件が発生し、被害者が全国で1万2000人以上(うち死者131 人)に達しました。 また、最近でも北海道や名古屋、大阪、九州、沖縄、で自然鉱脈からでる自然ヒ素が飲料用の地下水を汚染する深刻な問題を引き起こしています。 3月28日茨城県神栖町木崎の井戸水から環境基準の450倍のヒ素が検出されました。この井戸を利用して手足のしびれや歩行困難などの症状を訴えた人が約18人と報告されています。 沖縄県でも2001年5月に井戸水からヒ素、水銀が基準値の最大16倍検出された例があります。ヒ素は過去にも大規模な中毒事件を引き起こす怖い有害物質として発ガン性物質としてWHOや日本、 アメリカでも指定されています。
人体への影響は?
慢性的に体内に摂取すると、発ガン性、消化器系の障害、肝機能障害、皮膚ガン、貧血、抹消神経障害等などを引き起こします。
水道法水質基準について
日本の水質基準・・・・・0.01mg/l以下
アメリカ・・・・・・・・・・・・0.010mg/l以下

※ただし、0.005mg/l以上のヒ素が検出される場合は、その情報を記載することが求められる。
※ヒ素の最小分子の大きさは、0.00032ミクロンです。

0.0001ミクロンの逆浸透膜を採用しているG WATER ジー ウォーター浄水器なら水中のヒ素でも除去できます。
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